「お客様の声」を載せる前の同意の取り方——依頼文のひな形つき

コエカベ編集部 ・ 2026年7月

お客様からうれしい感想をもらった。さっそくホームページに載せたい——その前に、ひとつだけ済ませておきたいのが「掲載の同意」です。

感想は書いてくれた本人のものですし、名前や写真が絡むと肖像権・個人情報の話にもなります。とはいえ、身構える必要はありません。ほとんどの場合、一言もらっておくだけで十分です。この記事では、同意の取り方と、そのまま使える依頼文のひな形、そして「断られにくい頼み方」をまとめます。

なぜ「載せる前の同意」がいるのか

いただいた感想は、あくまで「あなた個人に向けて送られたもの」です。それをホームページという公の場所に載せる時点で、最初の目的とは別の使い方になります。だから、本人に「サイトに載せてもいいですか」と確認しておく——考え方としてはこれだけです。

とくに次の3つが絡むときは、確認をていねいにしておくと安心です。

写真に写る人の姿には肖像権があり、これは判例で人格権の一部として守られています。無断で使うと、削除や損害賠償を求められることもあります。難しく聞こえますが、「載せていいか・どこまで出していいか」を先に一言もらっておけば、そのリスクはほぼ消えます。

同意で決めておく4つのこと

口頭でもメールでも、同意をもらうときは次の4点をはっきりさせておくと後で揉めません。

  1. どこに載せるか——ホームページ、SNS、チラシなど。媒体を伝える
  2. 名前をどう出すか——実名/イニシャル/「東京都・30代」のようなぼかし/匿名
  3. 写真を使うか——使うなら、どの写真か
  4. やめたくなったときの連絡先——「掲載をやめてほしい」と言える窓口

この4つを含んでおけば、簡単なメール1通が「同意書」の役割を果たします。改まった書面が必要な場面(顔写真を広告で長く使うなど)では、「肖像使用同意書」の無料ひな形がネット上にあるので、それを使うと確実です。

そのまま使える依頼文のひな形

メールの場合

このたびはありがとうございました。いただいた感想を、よろしければ当店のホームページで「お客様の声」として紹介させていただけないでしょうか。
お名前は「東京都・30代」のようにぼかした形で掲載し、ご本人とわからないようにします。もし「このまま載せてOK」でしたら、この返信に「掲載OK」とだけご返信いただければ十分です。
掲載後に「やめてほしい」と思われたら、いつでもこのアドレスにご連絡ください。すぐに取り下げます。

LINE・口頭の場合

さっきの感想、すごくうれしかったです! よかったらホームページで「お客様の声」として紹介させてもらってもいいですか?
お名前は出さず、「40代・女性」みたいなぼかした形にします。

口頭で「いいですよ」と言われた場合も、あとで「言った・言わない」にならないよう、その日のうちにLINEやメールで「先ほどはありがとうございました。ホームページ掲載の件、快諾いただき助かりました」と一言送っておくと、記録が残って安心です。

匿名・イニシャル・実名、どれで載せる?

名前の出し方は、お客様が答えやすい順に選択肢を用意しておくと、断られにくくなります。

迷ったら、まず「ぼかし表記でいいですか?」と提案するのがおすすめです。ハードルが下がり、その場でOKをもらいやすくなります。

断られにくくするコツ

まとめ

同意を取った声を、選んでコピペ1行でサイトに並べるところまでは、専用ツールに任せると一気に楽になります。コエカベは、集める・選ぶ・貼るを日本語×定額でまとめたお客様の声ツールを準備中です。先行リリースの案内はこちら

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